帰るべきか?残るべきか?
あなたを守る

帰宅支援サポーター
2008


加古川グリーンシティ



地震発生
落ち着いて!
帰宅の心得10箇条!
帰宅のポイント
帰宅行動判断フロー
帰宅支援ステーション・防災ステーション

危険がいっぱいの帰宅・ こんなことに注意!
車の運転中に揺れを察知したら?
応急手当

備えておきたい帰宅支援品
帰宅の目安距離
防災関係窓口
家族・知人の安否確認にNTT災害用伝言ダイヤル




落ち着いて!
・一人で帰宅しない!
同じ方角への帰宅者とできるだけ行動を共にしましょう。
・夜間の移動は危険!
道路の寸断や建物の倒壊などによって歩行が難しくなります。
犯罪に巻き込まれる危険がありますので、移動は昼間の明るい時間帯にしましょう。
・家族が心配?
日頃から地域活動に参加して、家族全体の地域コミュニティを高めておけば、いざというときでも安心です。家族の安否が確認できていれば無理に帰る必要はありません。


帰宅の心得10箇条!
1.あわてず騒がず、状況を確認
2.ポケットには携帯ラジオ
3.帰宅地図を作る
4.会社にはスニーカーを保管
5.カバンや机の中に食べ物
  チョコレートや飴、飲料水
6.家族で日頃から防災会議
  連絡手段や集合場所
7.安否の確認方法を学習
  災害用伝言ダイヤル
  災害用伝言板サービス
8.歩いて帰る訓練
  安全なルートやトイレの確認
9.季節天候に応じた準備
  携帯カイロ・雨具・タオル等
10.声を掛け合い、助け合いの精神を忘れない!

帰宅のポイント
・あわてて帰宅しない!
 強い余震や天候の急変等、状況に応じてひと晩待つことも大切
・帰宅時期の判断
 帰宅の方法、所要時間、ライフラインの状態、災害用備蓄の状況から判断
・情報の入手
 ラジオ、テレビ、新聞、行政や防災関連のホームページから正確な情報を入手
・帰宅ルートの選び方
 徒歩で帰るための安全ルート
・幹線道路を選びましょう
・道路状況、帰宅支援拠点、トイレ等の情報を入手しやすい
・地下鉄や高架下、線路歩行は危険
・橋は迂回の可能性大、迂回路も確認


帰宅行動判断フロー

自宅まで20km圏内ですかYesNo
Yesの場合
通常は徒歩帰宅可能です
(注意)
急峻な地形に自宅がある場合は
・日常の交通手段(鉄道・バス)などが復旧するまで、出先等で一時待避する
・復旧し次第、徒歩+日常交通手段で帰宅する

Noの場合
一両日中の鉄道等の復旧が(不可
可能な場合
・日常の交通手段(鉄道・バス)などが復旧するまで、出先等で一時待避する
不可能な場合
・出先等で一時待避する
代替交通手段の準備ができ次第、徒歩+代替交通(バス、船)+日常交通(鉄道など)手段で帰宅する


帰宅支援ステーション
防災ステーション
災害時に徒歩帰宅者を支援するときは帰宅支援ステーションや防災ステーションを目指そう
★コンビニ
★ファミレス
★ガソリンスタンド
★行政施設等

受けられる支援内容
●徒歩帰宅支援マップの配布
●水道水の提供
●トイレの使用
●テレビやラジオ等から得られる情報の提供等
●道路情報の提供

★徒歩帰宅支援ステーションにおける支援内容は、各支援ステーションにおいて可能な範囲での支援となります。


危険がいっぱいの帰宅
こんなことに注意!

オフィスでは?
・窓際には近づくな
・照明器具の落下
・ロッカー等の転倒
・キャスター付きのOA機器はすごい勢いで転がってくる!
ビルの近くでは?
・看板の落下
・ガラスが降ってくる
幹線道路では?
・切れた電線に触れると感電
・エアコンの室外機の転落
・民家の瓦が落下
・ブロック塀の倒壊
・自動販売機の転倒
・道路の亀裂や陥没
・アーケードの崩落


デパートやスーパーでは?
・陳列棚や危険な売り場からすぐ離れる
地下街では?
・揺れは地上の半分
・停電時は携帯電話で明かりをつける
・出口に殺到しない
公共交通機関では?

・手すりにしっかりとつかまり低い姿勢をとる
・緊急停止の衝撃に備え、首筋から頭部をカバン等で保護
・勝手に車外へ飛び出さない
・電車、バスは運転手や車掌の指示に従う
海辺で揺れを感じたら?
・揺れ=津波警報発令と考えて高台に即避難開始


 

車の運転中に地震情報または地震の揺れを察知したら?
1.道路の左側か空き地に安全に停車し、エンジンをいったん停止する
2そのまま乗り捨てず、道路状況を確認してから横道に入り、広場や駐車場に止める
3.カーラジオで情報を収集する
4エンジンを切り、キーを付けたままドアロックをせず、火災を引き込まないように窓を閉める。
5.連絡先を見える位置に置き、車検証等の貴重品はもって避難する
6.警察官が交通規制を行っていた場合はその指示に従う
車道の中央部分で停止したままにすると、車両自体が障害物になり、緊急自動車の通行を妨げ、消防車、救急車、救助隊、復旧活動に支障をきたすことになります。


高速道路を走行中に揺れを感じたら?
1.ハザードランプを出し、前後の車に注意しながら減速して道路の左側に停車する
2.非常口から、非常階段を使用して地上へ脱出する(非常口は1km毎)
トンネルや橋で走行中に揺れを感じたら?
1.注意しながら通過する
2.トンネルで火災が発生したら、非常電話や押しボタン通報器で火災の発生を知らせる
3.火が弱ければ、設置されている消火器で初期消火にあたる
4.避難は「非常用施設案内表示板」に従い、非常口から避難する(トンネル内非常口は400m毎)


応急手当


1.周囲の安全確認
2.反応のない場合大声で助けを求 め 119番通報・AED依頼
3.気道確保
4.普段通りの息が無い場合
・人口呼吸(2回)省略可能
5.心肺蘇生
・胸骨圧迫:人口呼吸(30:2)
6.AED到着
・電源オン、メッセージ通り行動
自動解析(傷病者に触れない)
・心肺蘇生を中断する

7.ショックが必要な場合
・除細動実施(電気ショック)
・心肺蘇生再開、2分間心肺蘇生

8.ショックが不要な場合
・心肺蘇生再開、救急隊に引き継ぐか、何らかの応答や目的のある仕草が出現するか、普段通りの息をしはじめるまで継続!


負傷者への応急手当
大量出血している場合
・直接圧迫止血法
出血部にタオルやハンカチを当てて、上から手で強く圧迫する。ひどい出血は当て布を替えずに上から追加する。傷が手足の場合は心臓より高く上げ、頭や額の場合は、体を横にして枕等を当てる。
・止血帯法
直接圧迫止血法で出血が止まらない(鮮紅色で噴出する)場合は、傷口より心臓に近い部位に、止血帯をきつく巻き付ける。圧迫が足りない場合は、止血帯の間にぼう等を差し込み、回して強く締める。
※止血帯が使える部位は足の大腿部や腕の時を右腕部等で、幅の広い布を使用する。
※長時間強く締めていると、血流が止まって組織が壊死してしまう。30分程度を目処にゆるめる。
※体重の1/3を失うと生命の危険

感染の防止
負傷者の血液には直接触れないようにする。スーパーの買い物袋やビニール袋等を手にかぶせて感染を防ぐ。
火傷をしている場合
1.患部を流水で、痛みや熱さを感じなくなるまで冷やす。(少なくとも20分以上)
2.衣服の上から火傷の場合は、脱ぐときに水疱が破れるので、脱がさず衣服の上から冷やします。
3.水ぶくれは絶対に破らない。
・消毒用ガーゼか、きれいな布を当て包帯をする。
※適切な医療品以外は絶対に使用してはいけない。

骨折している場合
・棒や板等の添え木を当てて固定する。骨折部分の上下の関節も固定する。
※骨が出ているときは元に戻さない。
※泥がついているときは水で洗い流す。


備えておきたい帰宅支援品
□非常食(帰宅までの食糧)
□飲料水(500ml以上)
□現金(小銭)
□救急用品(常備薬等)
□携帯ラジオ
□懐中電灯
□携帯電話簡易充電器
□衣類(歩きやすいもの、防寒着、雨具)
□スニーカー(歩きやすく底の厚い靴)
□マスク(防塵用)
□ウエットティッシュ
□ビニール袋
□タオル、手ぬぐい
□ヘルメット(頭を保護、座布団等)
□地図(自宅までの詳しいもの)
□時計
□笛(ホイッスル)
□ライター
□携帯カイロ
□携帯ナイフ
□ロープ
長時間の歩行と両手を自由にしておくために、リュックサックタイプのものを用意しましょう。


帰宅の目安距離
(一日に約20qを目標)

大阪方面からの帰宅
会社(現在地)

大阪駅         
↓15q
西宮駅         
↓15q
三ノ宮駅
↓23q
明石駅
↓22.5q
加古川駅
岡山方面からの帰宅
会社(現在地)


岡山(倉敷)
↓16.5q
瀬戸駅
↓17q
和気駅
↓24.5q
上郡駅
↓20q
竜野駅
↓19q
姫路駅
↓17.5q
加古川駅


防災関係窓口

加古川市役所
079-421-2000
東播磨県民局
079-421-1101
加古川市民病院
079-432-3531
県立加古川病院
079-423-0001
夜間急病センター
079-431-8051
加古川市民センター
079-423-4777

消防・救急車
(緊急時は 119 番)

加古川市消防本部
079-424-0119
災害情報テレホンガイド
079-421-1122

警察  
(緊急時は 110 番)
加古川警察署
079-427-0110

ライフライン
関西電力加古川営
079-421-3201
079-424-6016

大阪ガス(ガス漏れ)
0120-719424
079-424-4951
(加古川サービスセンター)
079-422-2176

加古川市水道局
079-427-9324
水道局夜間休日
079-427-9331

J R 加古川駅
079-422-3432

氷丘南幼稚園
079-421-5015
氷丘南小学校
079-421-5016
氷丘中学校
079-424-7080

グリーンシティ管理事務所
079-425-6852
管理組合 e-mail
kanrikumiai@greencity.gr.jp


家族・知人の安否確認にNTT災害用伝言ダイヤル

「171」

伝言の録音(被災地優先)
@F@をダイヤル
録音の場合
@をダイヤル
市外局番(0794)**-****

自宅(被災地内)の電話番号をダイヤル

伝言の再生
@F@をダイヤル
再生の場合
Aをダイヤル
市外局番(0***)**-****

被災地の方の電話番号をダイヤル

地震発生時の行動指針
命のライセンスへ