心肺蘇生法 CPR
簡単に覚える「ドレミで覚える心肺蘇生」もあります。
意識のないときは
気道確保
気道確保とは、空気の出入りする通路を確保することであり、心肺蘇生法で最も大切なことです。
片方の手を前額部から前頭部にあて、もう一方の手の人差し指と中指を下あごの先の骨の部分に当てて、あごを持ち上げ気道を確保する。
呼吸をしていないときは
人工呼吸
人工呼吸は、まず気道を確保する。
患者の鼻を前額部においた手の親指と人差し指でつまみ、口を大きく開き患者の口を覆い息を吹き込む。
胸部が動くのを確かめながら、まず2回の人工呼吸を行い、その後は5秒に1回の割合で繰り返す。
乳幼児では口と鼻を同時に覆う。
脈が止まっているときは
心臓マッサージ
胸骨の下半分に両掌を重ねて(子どもの場合は)おき、体重を利用して、1分間に100回くらいで胸骨を圧迫する。
心肺蘇生法は、救助者が1人の場合は人工呼吸2回と心臓マッサージ30回を交互に繰り返す。
胸骨の下半分(赤色の場所)