1.学校に行くときと、帰るときは、
ひとりになりません。
2.知らない人には、ついていきません。
3.変な人や、怪しい人には、近づきません。
4.ひとりでは遊びません。
5.誰と、どこで遊ぶか、家の人に話してから出かけます。
6.大きな声で「たすけて!!」と、叫びます。
これらのことばは我々が子どもの頃、親や近所の人そして学校の先生から当たり前のように言われてきたことばです。しかし、我々が大人になり親になった今、これらのことばを子どもたちに伝えているでしょうか。さあ今一度このことばの意味を我々大人が考え、理解し、子どもたちに伝えていきましょう。
今「そんなこと言われなくてもわかっている」と思ったあなた、
あなたはこのことばの意味(このことばに隠されている条件)を子どもに伝えることができますか?
1.なぜ、ひとりになってはいけないのか?
2.なぜ、ついていってはいけないのか?
3.なぜ、近づいてはだめなのか?
4.なぜ、ひとりで遊んではだめなのか?
5.なぜ、出かける前に言っていかなければならないのか?
6.なぜ、叫べばよいのか?
この「なぜ」という質問には多分答えられるでしょう。
しかし、これらのことばには前提条件があります。まず、1〜3は「自分の身は自分で守る」という自己責任が条件です。そして、4〜6は「誰かが見守ってくれている」という地域力(地域協力)への依存(助け合い)が条件となります。我々大人は子どもたちにこれらのことばを伝えるとともに、この隠された意味を多くのことばで伝えてやらなければならないのです。
誰を信じていいのかわからないという時代です。自分自身の時間も大切でしょうが、今こそ親として自分の子どもを守るために、地域の人たちの顔をもっと知ってください。そして、地域の中でもっともっと会話をしましょう。そして、あなた自身が見て聞いて話して理解して、あなた自身で見極めてください。誰かにまかせっぱなしや、誰かがしてくれるだろうなど、身勝手な思いこみでの判断はやめませんか。自分たちの子どもを守ることができるのは自分たちしかないのです。
仕事も大切でしょう、色々な付き合いも大切でしょう。しかし、今こそ地域力(地域活動)の向上にご協力いただけませんでしょうか。 誰かがやってくれるではなく、自分がやらなければと言う志をもっていただきたいのです。志のある強い町は、安心で安全に暮らすことができるはずです。
私たちの町グリーンシティでは、この当たり前のことから見直してみませんか。
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