私たちの地域(加古川市を中心としたエリア)では、防災に関して災害発生時に機能できる横の繋がりが無いに等しい状況です。
防災連絡体制はもとより、
防災連絡発信手段整備、相互連絡通信体制、救助救出支援体制や組織別の救援救助物資資機材など、
わからないことだらけなのです。
発災時、隣のまちで救援を必要としていても、現在の状態では連絡をとれるまでに恐ろしく時間を要してしまうことが考えられます。
その短時間で死ななくてすむはずの人が亡くなってしまう。
阪神・淡路大震災では、地震の瞬間に多くの方が亡くなってしまいました。
しかし、家族や地域住民がたくさんの人を救出されたことも事実としてあるのです。
人任せや形だけではなく、みんなで真剣に「大切な人を守ること」を一緒に考えませんか?
たとえば、
発災時、あなたの地域ではどこから連絡が来るのですか?
その連絡をおこなうところは発災時十分に機能していると思いますか?
その方法は?電話?FAX?
更に、その担当者や担当者の家族は被災していないと思えますか?
そうなんです。
行政だけに任せていてはいけないのです!
下記は、行政職員を軽視したり、行政に偏った意見ではないことをご理解の上、一度、考えてみてください。
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もしも、あなたが危機管理や防災担当の職員であった場合、
あなたが被災してケガをしたり、家族がケガをした場合でも、出勤しますか?させようと思いますか?
もっと厳しく考えると、
あなたが命を落としたり、あなたの家族が命を落とした場合でも出勤しますか?させようと思いますか?
出勤したとして、100%に仕事はこなせることはできるのでしょうか?
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私たちは、たとえそれがその人の仕事(任務)であったとしても、そんな厳しいことを強いる市民であってはならないと思っているのです。
たとえば「自分のまちは自分で守ろう」と、素晴らしい綺麗なキャッチフレーズがあります。
しかし!
防災とは「まちを守るため」だけに行うのではありません。
「自分の大切な人を守る」為に行うものなのです。
まずは「第一に自分の命や自分の大切な人を守る!」
それが守れない人には自分のまちを守ることは限りなく不可能に近いのです。
防災活動とは簡単なことです。
自分の大切な人の安全が確認できた後、残った余力で「自分たちの地域」を守ればよいのです。
逆に言えば、みんなが自分の大切な人を守ることができたとしたら、そのまちは「素晴らしく災害に強いまち」ができあがっているのです。
みんなで共に災害をイメージして、考えてみましょう!
私たちは、近い将来襲ってくる災害をイメージした結果、みなさまにこのような呼びかけをすることとなりました。
(決して現在、組織化されている既存の「地域防災連絡協議会」を否定するものではないこともご理解下さい)
連絡先
Mail:bousai@greencity.gr.jp または
FAX:079-427-0793 加古川グリーンシティ防災会まで
山崎断層地震、南海地震、東南海地震などのM8クラスの巨大地震が発生により、スーパー広域災害と呼ばれるかつて経験したことのない未曾有宇の災害に襲われた場合をイメージしてみてください。
間違いなく言えることは、
助けに来てくれるはずだと思っていた災害救援支援エキスパートの消防、警察、自衛隊の人員には限りがあることを、あなたは知ることとなるでしょう!
それらを前もって、あなた自身が理解しなければ、
「その時!」あなたは大切なものを失うことになります! |
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